「天理教のメリット」を問うたところで、
自分の言葉で説明できる天理教人は私は数人しか知らない。
それ以外の天理教人の多くは、
センセイから拝借してきた抽象的な言葉を同語反復しかしない(できない)。
青年会総会では天理教のトップである真柱の講演もあった。
その内容は非常に抽象的・歴史的なものであった。
しかしトップは、一定の方向性を示すことが仕事であり、
抽象的な話でよいのだと思う。
しかし、それを聞いてる下部成員たちが、
真柱と同じような言葉を反復しているようでは、
聞いている私は天理教という船がどこに向かっていくのか想像もできなかった。
つまり、青年会総会の後に、詰所でおこなわれた決起集会のようなものも聞いたが、
真柱が話した以上に具体性があったものや、オリジナル性をもったものはなかった。
具体性といえば、「来年までに、おさづけの拝戴者を○名いただく!」という
お決まりの形骸化した数値目標しかなかった。
結局、人数かよ。以前、自民党の安倍さんが「美しい日本にする」と言った。
もし、これを政策実行部隊である官僚や行政職員が言ったとしたら、
私たちは腹が立つだろう。「お前が言うなよ」と。トップはトップの、
下部は下部の仕事があるだろうが、天理教では真柱が何人もいるのだろう。