少し寄り道をしてしまったが、話を戻そう。「視点」である。
私が腹立ちを覚えるのは、情報をきちんと理解せずに、
若者を悪者に仕立て上げている点である。
視点の前半部分は道路交通法の改正の説明であり、大きな問題はない。
しかし4段落目から雲行きが怪しくなる。
「特に、自転車と対歩行者の事故は近年大幅に増え、
なかでも子供と高齢者が加害者となるケースが後を絶たない。」とある。
私は調べてみた。各都道府県ごとのデータでは、バラツキが大きいので採用しない。
そこで全国の警察を統括している警察庁の「交通事故統計」データを使用する。