今回の3つの事実は、天理教信者にとっては当たり前なのかもしれないが、
私は知らなかったし非常に驚いた。多くの一般人も知らないことが多いであろう。
何に驚いたかというと、これだけの資産を保有していながら、
財務諸表を公開しなくていいということである。
そして、これらの原資はその多くが信者のお供えであることは自明である。
そもそも宗教法人法の目的は先述したように公益性と信教の自由の保証であり、
宗教法人が資産を大量に保有することなど想定していない。
少なくとも、文化遺産や文化財としての資産、
または寺社が設置されている土地などの直接的管理のためであり、
直接関連のない企業の株式を大量に保有することは想定されていないはずである。
(法律的には資産運用として宗教法人の株式投資は問題なし)