成績下位でも自信満々 ホークス社長が学んだ湘南高
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171219-00000008-nikkeisty-bus_all

私がいたころの話ですが、現役で難関大学に合格する生徒は、かなり少数派でした。
ほとんどが浪人で、2浪もざらでした。かくいう私も2浪して一橋大学に入りました。
 かりにも進学校ですから、受かりそうな大学を選んで受験すれば合格するのに、あえてそうしない。
とくに男子生徒は、すべり止めも受けずに東大などトップレベルの大学に果敢に挑戦し、玉砕するのが普通でした。
 なぜそんな無謀なことをするかといえば、おそらく、みんな自分に強烈な自信があったのだと思います。
湘南に入る生徒は、中学時代は成績がトップクラスばかり。
ですから、高校で成績が悪いのは単に勉強していないせい、ちょっと本気を出して勉強すれば成績なんてすぐに上がるはずといった、
自信過剰というか、根拠のない自信を持った生徒が非常に多かったように思います。
 実際、高3の秋の模擬試験で志望校が不合格判定になっても、「やればできるんだけどな」などとのんきなことを言って、
志望校を変えず、結果、浪人する生徒がたくさんいました。
かくいう私も、2年連続で大学受験に失敗した、まさに典型的な湘南生でした。