そのようなことが天理時報4238号でも見られた。
いつも俎上に挙げられる3ページの「視点」である。
今回は「信仰家庭には神様を祀ろう」である。
そこではフランスやヨーロッパの婚姻形態を対立軸において
日本文化の優位性を述べている。少なくとも私にはそう読めた。引用する。
「ただ、ヨーロッパにおける婚外子や事実婚の増加の原因の一つは、
正式な結婚をすると、離婚するときの手続きが面倒だという点にある
(日本のように紙切れ一枚で済むわけではない)。
さらに、かつて結婚式というのは必ず教会で行われたのであり、
婚外子や事実婚の増加は、それが減少していることの裏返しでもある。
つまり、夫婦の絆の弱まり、あるいは信仰心が薄れていることの証しでもあるだろう」
とある。
私は引用した中に含まれる3つの文章の繋がりがイマイチ理解できない。
飛躍しすぎではなかろうか。