権利擁護や脅迫というものに対して口角泡を飛ばして熱くなってしまうのは
私の悪いところである。
私の恩師である社会病理学者は、
「支援というのは上下関係である。
それに無自覚であると上下関係は権力関係になってしまう。
支援者は自身の権力の所在に細心の注意を払わなければならない。
唯一、権力を振りかざしている人間に対しては徹底的に対抗し
弱者を保護しなければならない」と教えられた。
まさに学生運動世代の最前線の方だったが、その哲学は今の私を生きている。