天理教の解釈を考えてみよう。
2015年道友社発行の「天理教の考え方・暮らし方」という本の中で
P.72「金銭はつなぎの役割」をたどってみる。

「親神様のご守護の理をもって説き分け、それぞれに神名を配して教えられた
「十全の守護」のなかで、「くにさづちのみこと」は
「人間身の内の女一の道具、皮づなぎ、世界では万つなぎの守護の理」と
示されています。
金銭の性格は、第一に天の与えということですが、
第二には、この「つなぎ」ということがあります。
文明社会では、金銭なくしては一日も暮らせません。
すなわち、金銭は命をつなぎ、生活を成り立たせる元となるものです。
また人と人の間をつなぐものでもあります。
これを逆に言いますと「金の切れ目は縁の切れ目」となるわけです。