臓器移植に限らずに、いま流行りのiPS細胞や、尊厳死、出生前検査など、
生命倫理や命に関する課題は今後も大きくなっていく。
特に遺伝分野は、今後産業の拡大が予想されている。
これらは多分に宗教的命題を孕んでおり、命を物象化、商品化させる難しい問題である。
天理大学の諮問機関の天理やまと文化会議が、
生命倫理に関する議論をしているようだが、
結論は「難しい問題だから考えねば」というところで毎度思考がストップしている。