やっとこさ本部の駐車場に駐車し、
中庭という神苑の中心で天理教人と合流して冷たい廊下を歩き参拝した。
つま先が凍死するのではないかというほどの冷たさであったが、どこか趣きがある。
講話が聞けなかったのが残念であった。
そこからメインである詰所というところまで歩く。
詰所に向かう途中で、黒塗りの高級車が複数台とまっていた。
「あれは何ですか?」と天理教人に聞くと、
「あれは祭典に参加する大教会長様方のお迎えの車だよ」とのこと。
黒塗りのピカピカに磨き上げられた高級車に運転手付きである。
私はネットの掲示板で散見される「天理教幹部の贅沢三昧は許すまじ」という
論陣に加担するつもりはないし、そういったネトウヨ的考えには否定的立場である。
しかし「ピカピカ黒塗り高級車に運転手付き」というのは、
このご時世では違和感でしかない。何十億と稼いでいるハリウッドスターですら、
高級外車よりもエコカーに乗る時代である。