あまりの変化に私の思考は止まってしまい、彼の話が何も頭に入ってこなくなった。
そこで彼の変化に対する私の驚きを、率直に彼に表明した。
「以前と違って、何か変わりましたね」と。
すると、天理教の体制に対する問題点をどんどん述べていただいた。
例えば、この苦しい日本経済の中で若手(青年)に対して雇用保険、
国民年金を保証もせずに、
幹部連中の中には生命保険にも入っている人がいることや、
現場には「勇めよ」というばかりだが、
大教会長は「本部の御用」ばかりで現場に顔すら出さない、
顔すら出さないくせに教会の子弟たちに対して大教会には人が少ないからという
理由だけで一方的な人事権を行使する。
人事権だけならまだしも、その子の人生を左右するような進路や婚姻に対しても
権力を行使する、天理教人がネットやブログなどで意見を表明するようなら、
大教会から止めるようにと圧力がかけられるといったことが挙げられる。