数年前から、
このスカラシップの給付制度が貸与制度に変更することができるようになった。
その理由は私にも、教えてくれた天理教人にも分からない。
財政的理由なのか教育的配慮なのか。
以前に話をしてくれた天理教人は財政的理由を挙げて、給付された学生が、
卒後の天理教関連施設での奉公をすっぽかしてしまうケースが相次いでいるとも
教えてくれた。
同時に、大教会長の職印制度は今もあるので、
「貸与制度を利用できるようやになったからといって、
それは子どもの教育的主体性が担保されるという意味ではない。
貸与制度を利用して進路を変更できるというのは表向きであり、
結局は大教会長の承認・決定次第は変わらない」とも説明した。