コピペ。今の埼玉高校入試を知らない人のために


私立高校は公立高校の滑り止め受験が多く、その合格者偏差値は、
殆どが滑り止め受験した公立高進学者のもので、私学の入学者平均とは違う・・・・・
これは全国どこでもそうだが、埼玉はちと変わっている。

埼玉の殆どの私立高校は、
最上位の特進クラスを筆頭に、細かくコースが分かれている。
埼玉の私立高受験は大多数が公立併願推薦で、残りの殆どが単願推薦、
生徒や塾と、高校側の事前相談で合格確約が為され、入試は形式的である(但し最近は一部崩れている)。
併願推薦、単願推薦では、不合格者は一人も出ないか殆ど出ない。
確約は県内模擬テストの偏差値で決まる。
つまり、私立高が中学生側に向けて提示する偏差値が、その高校のコース偏差値になる。
もちろん私立高はその偏差値を吹っかける。
高校受験ガイドなどに載っている埼玉私立高の偏差値は、私学側の言い値。例えば、
ある私立校が、「○○コースの偏差値67」と言えば、それがどんなに低い高校であっても、
この高校のこのコースの偏差値は67。入試の仕組み上、そうなるのである。
埼玉の高校受験偏差値表では、偏差値60以上に殆どの私学の最上位コースが群がっているが、これが原因である。
もちろん優秀な生徒には限りがあり、学校間競争があるため、生徒が集まらないこともある。
それは校内の各クラスの人数で調節する。また、公称の裏でディスカウントもある。

大概の埼玉の私立高校は、高校受験の偏差値65(公称70)から45(公称60)
のように幅広い偏差値の生徒が入学している。
スポーツ入学の生徒はもちろんこれとは別枠。
公立下位校の滑り止めになっている地区下位の私学と、田舎の私立高は、偏差値の下は底が無い。

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ちなみに、埼玉私学の確約は駿台偏差値も利用可。
主に都民が使う。例えば、西武文理の生徒は都民が3割以上いる。