ジャーナリストの田原総一朗さん(90)が28日、X(旧ツイッター)を更新。
肺がんのために94歳で1日に亡くなったとの訃報が前27日に伝えられた、政治評論家でニュースキャスターとしても活躍した俵孝太郎(たわら・こうたろう)さんを悼んだ。
東京都出身の俵さんは東京大を卒業後、産経新聞社に入社。政治部記者、論説委員などを経て、フリーに転身した。

中でも、キャスターを務めたフジテレビのニュース番組冒頭で語る「こんばんは、俵孝太郎です」のあいさつは”代名詞”に。
鼻にかかった声は多くの人に物まねされるほど、親しまれた。著作も多数残しており、保守派の論客としても知られた。

訃報記事を引用した上で、「俵さんが若いころは知識人は左翼が多く、その中で俵さんは保守の主張を貫いていた」と故人を振り返った田原さん。
「僕とは考えは違うが、そんな俵さんを尊敬していた」と思いをつづった。