それからはあまり覚えていない。気づいたら俺は布団でねていた。隣には東と妹もいる。数分すると先生がやってきた。俺がみんなを起こして客室に向かった。先生はこれまで起きたことを推測も交えておしえてくれた。妹も一緒にお祓いをした理由もだ。

まず、事件の日俺達を襲ったのはs刺し子"と呼ばれる間引きされた子供の霊らしい。なぜ刺し子と呼ばれているかというと昔俺刺し子に殺された人がいてその人の死体には手芸の刺し子のような鮮やかな模様が浮き出ていたらしい。
そしてその刺し子が寺木を殺した犯人であり俺達を狙ってたらしい。
俺達がきいたあの歌は先生にも聞こえていたらしくあの歌から察するに、山太朗が刺し子になる前の子供の首を絞めて殺した。そのとき史恵は足と手を押さえていた。そして長男の三次郎は長男のため間引きされずただ殺されるのをみていた。寺木が窒息死だったのもこの刺し子が殺されたとき首を絞められて窒息死だったのが関係あると言っていた。