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YouTubeみててもなんか音が聞こえた。
1階の台所からポチャンて音がして、水の音だと思ったから無視してたんだけど、
徐々に音が大きくなってる気がして、怖くなった。
怖すぎて泣きながら親に電話しても、電話は繋がらなかった。
で、今度は玄関がドンドン叩かれてる音がして、でも仕手に行くのが怖いから
お気に入りの動画を見漁ってた。そしたら急に電波が切れた。
Wi-Fiはめちゃ強いし、使いすぎかな、
とも思ったけど使いすぎで電波が切れるようなことはない。
とうとうすることがなくなって、退屈にしてたら、
「バサっ」て顔に髪みたいなのが掛かった。その髪はひどい異臭がしてて、
驚き+怖さで私は気絶した。

ハッとして起きたら外は明るかった。なんだか明るいことに安心して、
勇気を出してリビングに行ったら両親がいた。
そこに人がいたのが嬉しくて、思いっきり抱きついた。
そしたらお母さんが、顔を覗いてきた。それはお母さんじゃなくて、
不気味な女だった。
「オマエ、アシタ、シヌ。」
そこで目が覚めた。夢だった。隣には両親がいて、寝ていた私を酷く心配してた。
朝ご飯をたべようと、ベッドから起き上がって、リビングに着いた。
そこで気が付いた。ソファには。あの不気味の女の。
長く真っ黒な髪の毛が確かに落ちていた。
そこで思い出した。
「オマエ、アシタ、シヌ。」

まあ結局死ななかったからいいけど、トラウマ級だった。