ショタがカーテンの外に立っていました。影で分りました。
びっくりした私が「おるやんけ!」的なことをガラガラ声で叫ぶと、ショタは徐にその場で踊り始めて(?)、カーテンをバシバシ叩いて、中に入りたがりました。
こっちはノーメイクの顔パンパン風呂四日入ってないブスだったのでショタの訴えを断固拒否して、「だめです」的なことを言いました。
それでもショタは入ってきたがるので、ずっと「だめです」と返す。

しばらくそのやりとりを続けていると、看護師さんたちがダッシュで部屋に入ってきました。
頭がぼんやりしていたのでわからなかったのですが、私はずっとケツでナースコールを押していたようでした。
わざわざご足労いただいたのが申し訳なくて、私はバカ正直に「ケツで踏んでました」って伝えると、何かの数値を測っていた看護師さんたちはみるみる顔色を変えて私に点滴をぶっ挿したり医者を呼び始めて……

後で聞くと、この時の私は体内の酸素濃度が急低下していたそうです。で、この部屋にいるのは最初から私だけで、あとこの部屋でテレビは観れませんよと言われました。

その後は特に問題なく退院できたんですけど、あのショタと暴れん坊将軍は何だったのかな〜怖〜って思います。おわり