アシオさんはどうでも良いので適当に合わせて、そのまま解散の運びとなったそうなのですが、別れ際にビルの玄関あたりで、アシオさんはつんくになにか違和感を感じて立ち止まらせる。

つんくの影が、明らかに大きい

つんくは自分の後方の地面をじっと見つめるアシオさんの様子で事態に気付き、ハッと息を飲み、青ざめた顔で完全に硬直した。
静まりかえったつんくの耳元で、

「わたし、はやく死にたいんだよね」

女の声でハッキリと聞こえたそうです。

その後、つんくとは誰も連絡が取れなくなり。今どこにいるかはわからないと言うことでした。

アシオさんはこの話をしたあと、私の影を無言でじーっと見つめると言うイタズラをしてきましたが、その後ろを小学生くらいの男の子が、アシオさんの影を見ながら通り過ぎて行きました。