先祖のお墓は綺麗に保たれてた。時折吹く潮風も、海が好きな俺にとっては心地良かった。

そんなとき親父が、別の墓石へ俺を連れて行った。

親父「これが爺さんが入る墓だ」

俺の爺さんは今はもう他界したけど、当時は元気だった。

俺「そうなんだ、でさ、すぐ横にある小さいのは?」

親父 「知らない、」

爺さんが入るお墓のすぐ側にある小さな墓石は親父も含め、叔父も叔母も、この時まで知らなかったらしい。

今日はここまでで寝ます、おやすみなさい。ありがとう。