親知らずを抜くために歯医者に行ったんだけど、シートに座って待ってる間にも
笑いをこらえるのに必死だった。
親知らずが大きく、角度が斜めになっていたため、「大丈夫ですかね?」と歯医者さんに聞いた。
「ああ、大丈夫ですよ」 と言いながら、抜きにかかったが、
案の定、ねじ込んでるときにバリッといって3つに割れた。
それでもその歯医者はうまくて、最後は綺麗にとってしまった。

その間も常に幸福感が笑いとともにこみあげてきて、
まったく不安は感じなかった。

最終的に、地球を俯瞰的に見ているような心境になり、そこで人々が小さいアリが
ごちょごちょ話しているような感じに見えて、あ〜、人間の自我というものは、ちっちゃいアリみたいなもんで
たいしたことないな〜、と感じた。

最後は白い渦のような感じに入っていきそうになったが、そこで恐怖感を感じて、
ブレーキをかけてしまった。
エックハルトトールの悟った時の話でも、「抵抗してはいけません」という声がして、
そのまま入っていったら悟りを開いたというのがあった。
自分の場合は抵抗しちゃったわけだ。

下腹の振動は今思えば、クンダリニーチャクラが覚醒しかかってたということだろう。

後でブログに同じようなことを書いてる人がいて、その人はインドかタイかに仏教の足跡を求めて
旅をしてたんだけど、やっぱり腹の底から幸福感が湧き上がるようなことがあって、
笑いがこみあげてくるような状況になった。

そしてある時、広場で現地の子供がたくさん遊んでたんだけど、そこにあった自転車に乗って
笑いながら広場を回ってたら、子供たちが全員、笑いながら自転車の後を追いかけてきて、
そして最後に、英語の話せる子供がこう言ったという・・・。

「ユー・アー・シャイニング!」