真理への旅に関し、大衆の思想としては次の5つのエリアに分かれると考えている。

1.一般常識に染まっている人……B層
教科書の内容に疑いを持たず、マスコミの内容も(オカルト番組を除き)
特に疑う事はなく、公正な政治や司法が行われていると考える者達。
不正が発覚しても、あくまでたまたまの話だと考える。生徒の頃の勉強が
大事だと思い、いい大学、いい会社に勤める事が、より良い人生だと考える。

2.社会問題把握層
政治、経済、医療、公害、労働問題、原発、食品添加物、選挙……なんでもいいが、
権力・権威に関して、ある幾つかの不正に気付き、ブログなどで糾弾したり、
糾弾者を支持する層。基本的に結論としては、あの政治家が悪いとか、
首相・知事・会社代表の責任をマスコミで追求せよと考える者達。まだまだ、
社会のシステム(立法、行政、司法)は問題なく機能していると考える。
なぜ、東電の問題が国会で議論されないのかとか考えるが、元々、
選挙とか国会というのは茶番劇だという事には気づけない。
ブログでも「日本政府が……」「海外の反応は……」のような主語で始まる。
「メディアのこのような報道はおかしい」のような論調も発揮する
(メディアその物が不正のためのツールだという事には気づけない)。
マスコミその物が不正だと気付いても、あくまで政府のツールだという認識。
稀に宇宙人、幽霊などに興味を示すが、怖くて得体の知れない存在だと認識。
最近やってきた宇宙人と政府が密約しているなど、ガセのオカルトを信じたり
疑ったりのような状態。逆の例もある。陰謀論とオカルトの区別が付いておらず、
「陰謀論はマスゴミ以下で、宇宙人なんて語っている」のように誤解している。
勘違いした偉そうな人だと、「常識を疑え」と宣言しつつ、権威や科学、
下手すれば宗教を信望している。