今から百年すぎたころから遂次地球上に大異変が起こり、
大地震大津波天候不順が続き害虫が多発し、
人類が滅亡する時期が必ず来る。
この時期に人類滅亡を防ぐには只一つ、
それは天の神に全世界の人が人種の別なく、
思想の別なく、宗教の別なく、
男も女も老いも若きも一致団結して
地球の安全を祈願すれば、
不思議や神通力により
地球の安全を保つことができる。
文明は月日に進歩するが、一方では地球上を破壊し
人体を毒化しつつあるから、常に体力を練磨し、
気力を養成し、粗食祖住に馴れ、身体に抵抗力をつけ、
強く生き抜くことのできるよう心掛けること。
仙人は地球上の安全を祈願するためこの権現山で昇天す。

明治四十三年(1910年)三月十八日午後五時0分

右予言は権現仙人より直接高橋芳太郎に将来のため必ず伝言するように指示された
伝言責任者正七位勲五等高橋芳太郎
昭和五一年三月吉日