5 本当にあった怖い名無し[] 2014/07/20(日) 00:25:11.55 ID:GtY+YQMyC
今回の分岐における鍵となるのはある者のたった一つの決断だ。
しかしそれらは1の分岐とは全く関係がない。1の分岐は限りなく自然に近い人為的な分岐だからだ。
ある者は2つの選択肢を与えられる。内容は、簡単にいえば「イェス」か「ノー」。
イェスは2へ、ノーは3へ繋がる。

6 本当にあった怖い名無し[] 2014/07/20(日) 00:28:06.35 ID:GtY+YQMyC
我々には今回の分岐を左右することができる。
それは我々にとっての権利であり、またある者に近い者たちにとっての義務であるから。

7 本当にあった怖い名無し[] 2014/07/20(日) 00:32:35.14 ID:GtY+YQMyC
しかし1のルートのみ例外だ。
このルートは、そもそも選択肢が無かった場合のルートだ。
人の関与する余地はほぼ無い。

8 本当にあった怖い名無し[] 2014/07/20(日) 00:38:28.12 ID:GtY+YQMyC
結論としては、分岐を恐れるな。そして回避を望むな。
そして最重要な点として、決断にはイェスとノーの選択肢が最も多く用いられるが、
選択するためにタイムリミットも存在していることを忘れるな。
時にはタイムアップという選択が、多くの人類にとって最善のルートとなる場合もある。
だが今回の分岐でタイムアップを選んではいけない。

12 本当にあった怖い名無し[] 2014/07/20(日) 10:28:05.27 ID:GtY+YQMyC
4は1、2、3との関連性が皆無なルートだ。
4に入る際にも選択肢は存在する。よって、本来ならば5、6とルートが増えるはずだが、
しかし、イェス、ノー等のどの選択肢を選んでも、結果が変わらないため実質は1つのルートとなる。
これを自然による分岐とみるか、人為的な分岐とみるかは五分五分といったところだが。
このルートは人類の殆どにとって最悪のルートになるだろう。
しかし回避する術はない。ルートへの要素が発生した瞬間に、このルートに入ることは確定する。
つまり運が悪ければ4に入る、という認識で構わない。
大災害や不治の病、に近い大規模な障害による壊滅や絶滅という結末を迎えるのがこのルートだ。
(続く)