真鍮の枝豆空豆を、真紅の海に石投げのように横手で投げてみた。これはひとつの曲解でもあり、青き真実は波に攫われた。きみは溜息をひとつついてはおれの若々しくもアースカラー系にも視える罪状をひとつひとつ木の字架にハリツケてほくそ笑む。

山から急遽こんだらを引いて哲人飼いの雷鳥が駆けてきた。おいおい翼の使い方はどうなったライラッタ。お遣いにきました、雷鳥は嘯くと天空からムスカ大佐の声がなぜか響きつつ、見ろ!あれこそが天翔るロクロだ!巻け!巻いていけ!と寺田農の声で叫んだ。ムンク。


ああ、これだけはひとつ言っておきたい

愛していると