怖くはないけど今でもよくわからない話

かれこれ35年くらい前当時私は埼玉県に住んでた
まだ田んぼや畑も多く野生児みたいなもんだった私達には恰好の遊び場になってた
遊び場の一つには放置された元畑?もあって誰も手入れせず子供達の背よりも高くセイタカアワダチソウが群生してた
枯れて乾燥したセイタカアワダチソウがポキポキ折れるのが小気味良くてそこでもよく遊んだけど遊びに行く度にスーパーの小分け袋のような薄手で半透明の袋に血塗れの肉片だか内臓だかを入れて縛ったものが落ちていた
乾燥したり腐ったりというのはあまり記憶にない
いつ行っても真っ赤な血と肉片の袋が落ちていた気がする
子供だった私は気持ち悪いなとは思いながらもいつも友達との遊びに夢中でスルーしてた
大人になってから思うと不気味だ
そこも大分前に分譲されて住宅街になってしまったけれど