額から息を吸って涼感が出なかったら、周天をやって督脈を額まで通す。
呼吸法と弛緩性の集中で光の塊を感じられたら後頭部を緩めながら
後方に広げて行く、この過程が丁度月輪観のようになる。

気感と光感と円のイメージを重ねながら後方に拡大。
そのうち融合したモノが亜空間のスクリーンに視覚的に投影される感覚が出て来る。
このプロセスは意識と無意識を結びつけるプロセスでもある。
前方に意識が向くと意識の雑念的イメージが出て来るが
後方に意識を向けると意識と無意識の狭間の原体験的イメージが
波動的な感覚とともに出て来る。
亜空間のスクリーン投影されるようになると起きたまま夢を見ているような
状態を維持できる。

さらにどんどん広げ無念無想に入り維持、普通の月輪観はイメージで
拡げた後、縮めて元に戻すが、この場合気感と一体化しているので自然に戻る。
これを繰り返している内に先天の気が覚醒してエネルギー感を伴なった
気の塊が出現する。
周天法で覚醒した場合は上下に抜けるが内丹的な方法で覚醒した時は
全方位から中心に向って気が循環する。