眞須美は夫と従業員に毒を盛った経験から死なない程度の砒素がどれくらいかを判断する知識は持っていた。
娘は両親のやっている事をコッソリ盗み見て興味が芽生えたから適切な砒素の量を知らなかった。
眞須美が疑惑を晴らすには夜の祭りに出てカレーを食った事にして捨てれば良かったのにカラオケに行った理由は眞須美も娘が毒を盛った事を知らなかったから。
娘は祭りに参加したくない、カラオケに行きたいと両親に訴えれば夜の両親の行動を制御することが可能。
娘は人が死ぬかもしれないという意識が薄かったのでアリバイ作りとか隠蔽工作をしなかった事が逆に疑いを向けられない結果となった。
娘は祭りに参加してカレーを食べた人がお腹を壊して苦しむ程度の認識だったのだろう。
なぜそう考えたのかの理由は簡単で砒素を飲んだ父親や従業員は誰も死んでなかったから。
この事件で一番恐ろしいのは砒素をロクでもない事に使って保険金詐欺を働いていた眞須美が親の因果が子に報いて近所の人を含めて一家共々全員が不幸になった事だな。