返聴法に慣れるとスッと空気が変わったような感じが出て来る。
これは7.83Hzのシューマン波共振装置に接した時の感覚に似ている。
最初に白色濁音のようなものを感じてそれが体性感覚(気感)に変わる。
最初は凝視法の緊張感が主だが気感が弛緩した感覚と結びつき易い事に気づくと
返聴法の弛緩した感覚に意識が乗るようになる。

すると凝視などの緊張する感覚は自動的に行われるようになる。
ヘソ、性器、肛門が力を入れなくても締まるようになり、凝視部分には
光点が生じる、弛緩した感覚のほうは光感と体性感覚が結びついて
拡がった空間の多数点を同時に把握認識している感覚になる。
丹田の位置は深くなり尾骨に近い所で丹田を感じる。
これは周天のバリェーションではなく内丹法になる。

周天の方は不錬周天として自動的に行われるようになる。
丹田の位置の変化もたんに丹田が移動したのではなく
気のエネルギー原理と空間原理の融合による相転移の結果なので
内分泌の働きや意識の変化など色んな生理的機能や感覚が変化していく。