ノストラダムスは、紅い糸の秘法について、著述しています。
人生においては、ゲマトリア九星、あるいは、神のめぐり合わせのゲマトリアを
使えば、いいかなと思っています。
時空の旅人であるノストラダムスは、このように当時のフランスで悩める人々に答えています。
私たち人間は、だれでも、男女とも、生まれる前から定められている。
その人は、あなたの近く、また世界のどこかにいて、あなたが無意識にその人を
求めているように、無意識にあなたを求めている。
また、そんな絶対の一人(OーNーE)ほどではないが、それに準じる、それに近いあなたの
愛の素晴らしい候補者が、あなたの近くまた世界のどこかに、バラバラに三人いる。
この三人のうちおだれかにめぐりあえれば、素晴らしい愛をつけめる。
もちろん、この三人以上の唯一絶対の一人にめぐりあえれば(1/1〜13/13、※とくに13/13)
最大の愛と幸福をつかめる。ノストラダムスが、愛の秘法を突き止めたい欲求を抱え、
ヨーロツパや中近東をさまよっていた途中、ギリシャでつかんだ衝撃的な根本法則である。
プラトンが記した、アトランティス人の特異な世界観についてノストラダムスは、聞いた。
見えない世界では、人間はもともと、いちばんふさわしい愛し合う男女どうしが、
ひと組ずつ固く結び合って、無上の幸福を感じながら生きておる。
しかし、そこから見える世界へ移されるとき(いわゆるこの世に生まれてくるとき)、
二人の体は見えない世界のさだめによって切り離されて、別々のときところに生れてくる。
このため人間はだれでも、かつて固く結びついて無上の幸福を感じ合っていった、
自分の最愛の片割れを強く求める。だから幸い片割れにめぐりあえたときには、
その瞬間かそのすぐあとに、″あっ、この人だ、自分はこの人と結ばれる運命だ″と、互いに
直感することが非常に多いのである。それはつまり、《自分の半分》とめぐりあったのと同じである。
これが《唯一の絶体の結びつきじゃ=13/13》。