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催眠蓮華密教の先生は、このように述べています。
歴史を知るもののみが真に現在を知り得るといわれるように、
催眠術の正しい理解を求めるものは、かならずその歴史を知らなければならない。
その意味で古代から現在にいたる催眠術の変遷をながめなければならない。
人間の歴史とは、ある面では宗教の歴史ともいえ、
催眠現象は宗教とはきってもきれない関係として人類とよべるものが発生したときから
存在したものである。太古においては、霊力をあやつる者は、多くは神官とか
魔術師とよばれ、僧侶、行者、占師、医師、政治家の役割をただ一人で担ったのである。
間断なく遠くまで鳴り響く太鼓のリズムと、
https://www.youtube.com/watch?v=-PcN6PrPjcc
夜の暗闇高く舞い上がる火炎と、神官の長く続く真言と集団の喚声は、夜空に木霊して、
全員を興奮させずにはいなかったことであろう。その結果、催眠状態になり、
激しい恍惚におそわれ、それぞれの問題が解決する。
このように催眠状態は言葉こそ異なるが、人類の発生と共に共存し、
宗教と人間と催眠術とは、最も古い時代から深く結びついていたのである。
現代催眠の祖といわれているウィーンの医師アントン・メスメルが登場してくるのである。
https://gigazine.net/news/20160929-mesmerism/