仮に、救世主なるものがいる、として。その者が他とは違う点は何?と尋ねられたら。
錬金術を使いこなす能力を、身に着けてきた。そして、試験を受け、すべての
条件をクリアして、錬金術師として認められた。そういうことが、一例として
あげられる。錬金できなければ、今回の改革では、なんというか。
すこしマテ、としかいえんな。
先に合格、といったのは、そういう現実的、かつ、教義がああたら、こうたら、
ではない。
財を産みだしたい、という現実的な破壊力をもっていることに期待したから
ですが。
(続く)