知的障害のある佐賀市の安永健太さん(当時25歳)が2007年、警察官に制圧された後死亡して、来月で十三回忌を迎える。
安永さんの死を受け止め知的障害者への理解を求める活動をしてきた町田市の家族らが22日、同市能ケ谷の和光大ポプリホール鶴川でDVD上映会などを開く。

安永さんは佐賀市内の通所作業所から自転車で帰宅途中、停止を求めた警察官の手が肩に触れたことなどに驚いて抵抗。警察官5人に取り押さえられた後、急死したとされる。
警察官の1人は遺族の付審判請求を受けて、特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われたが無罪が確定。遺族が県に損害賠償を求めた訴訟でも敗訴が確定した。

https://mainichi.jp/articles/20190822/ddl/k13/040/007000c