17年前の強盗殺人事件で男逮捕
ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20190121/1000024247.html
2人に面識はないとみられ、調べに対し「手っ取り早く金を手に入れようと考え、インターホンを押して出てきた男性を包丁で切りつけて殺害し、財布と現金を奪った」と供述しているということです。

逮捕の決め手となったのが、現場に残されていた紙の切れ端から検出された指紋でした。
この紙の切れ端は、犯人が包丁を包むために持ち込んだもので、警視庁によりますと、ここから検出された指紋と川瀬容疑者の指紋が一致したということです。
事件が起きた17年前、当時の鑑識活動では、この紙の切れ端から指紋を検出することはできませんでした。
その後、6年前に未解決事件を再捜査する中で鑑定した際も検出には至りませんでした。
ところが、今回、5年前に導入された最新の指紋検出装置で再鑑定したところ、指紋が検出され、川瀬容疑者の指紋と一致したということです。

川瀬容疑者の隣の部屋に住む71歳の男性は「仕事はしていないようで、ずっと自宅にいるようだった。
神経質な印象で自分が普通に家にいても、“テレビがうるさい”などと苦情を言って壁を蹴ってきたり管理人に連絡して騒音苦情の貼り紙を貼られたりしたこともあった」と話していました。
また、「“殴られた”などとうその110番通報をされたこともあった。自分の契約している訪問ヘルパーに苦情を言って突き倒すこともあり、粗暴で迷惑な人間だと思い、困っていた。逮捕されたと聞いても彼ならやりかねないとしか思えない」と話していました。