■海外からなめられている日本
注目すべきは、ネット動画の世界に、日本人をあざ笑うような多くの外国人が存在するという事実。
そして、その代表格として取り上げられているのが、2018年初頭に
「青木ヶ原樹海の遺体動画」事件を巻き起こしたローガン・ポール氏だ。
ご存じのとおり、さまざまないたずら動画を投稿して莫大な再生回数をたたき出し、
決して少なくない収入を得ているアメリカのユーチューバーである。
子どもたちの間では大人気であるものの、やることがあまりにも過激かつ下品なので、
子どもに悪影響を与えるのではないかと困り果てている親も少なくないという。
そんな彼にとって、格好のターゲットは日本だ。
だから、来日時には渋谷や築地など各所で非常識かつ下品ないたずらをし、
それらを動画としてアップしたわけである。
ローガン・ポール氏はオハイオ州出身のいわゆる“田舎者”で、教育水準が決して高いとはいえない
ごくごく一般的なアメリカ人といっていいでしょう。
そういった人たちに、日本人だけではなく東洋人全般は、
「体が小さくてクレームをつけない、ちょっと奇妙な人種」だと認識されているのです。
(東洋人はそういったイメージを持たれていますから、
あまり教育程度が高くないアメリカのマジョリティにとっては甘くみられてしまいがちです。
だからローガン・ポール氏たちはアメリカやヨーロッパでなら絶対にしないようないたずらを
日本ではたらき、亡くなった人の遺体をビデオで撮影するようなことができてしまう。
こうして我ら日本人を困らせたり怒らせたりして楽しんでいる。
自分たちと同じ人間とは思っていないからこその暴挙でしょう。