子供の頃学校で行った子供科学館みたいなところで
暗闇の部屋って言う暗闇を体験できるところがあって
真っ暗な部屋の中を簡単な通路を壁伝いに移動するんだけど
友達何人かと入ったんだけど、本当に何も見えないの
最初は「うわー」とか「こえー」とか言いながら進んでたんだけど、急に人の気配が消えて他の人声も何も聞こえなくなったんよ
?と思いながらも進もうとしたんだけど、明らかに通路が丸くなったの
壁伝いに歩くんだけど、両手を伸ばしても片方の手しか壁につかなくなって、進んでも延々と丸い部屋を歩いているような感じなの
最初は袋小路にでも入ったかと思ったんだけど、いくらぐるぐる回っても元の通路に戻れない
数分くらい回り続けて、助け呼ぼうかなでも恥ずかしいなとか考えて途方にくれてたら、急に人の気配がして通路も元に戻って、あれ?とか思ってたらすぐに外に出れた
前を歩いてたのは一緒に入った友達だったんで
めっちゃ迷わなかった?って聞いたが一本道じゃんって言われた

当時は怖いと言うより友達に置いてかれるって焦りしかなかったけど、今思い返すと自分はどこに迷い込んだんだろうと不思議に思う