>>197
マーク・トウェインが倫理観について描いてみせた「人間とは何か?」という
隠れた名作があるがそこに君の言ったことと同じことが書かれてた
善悪は結局、それによって快感を覚え溜飲を下げる行い或いは信頼を得たいという
そいつの個人的都合の産物でしかないと

だが、俺はここに疑義を唱えたい
善が個人的な都合であるという所までは受け入れられるがそれが万人の理に適う
ことであれば、なにも動機にまで拘る必要はないのだ
偽善によって救われる魂も、本物の善意に寄って救われるものも
結果的には同じだからだ

現に我々は、買ってきた魚などをどこでどうやって取れたものか知りもせず
深く考えなくてもその恩恵を当然のこととして受け入れているだろう
人間なんてその程度の浅はかなもんだし、それでいいんだ