>>248

248の見て思い出した当時は洒落にならなかった話。

市町村で言うと当時は村だった俺の地元のある地区に寺があった。
その寺の敷地の一角に小屋があり、その中になんか分からないものが祀られてた。
その地区の人たちは畏れつつも祀っていた感じ。

当時Aという、今で言うADHDに当てはまるやつがいた。落ち着かない、キレやすい、特定のことに執着しやすい奴だった。

ある日、俺が地元の高校から帰宅していると、畑の隅ででっかいハンマーで地面を思っいきり叩いているAに出くわした。
俺が「何やってんの?」というと、Aは「秘密練習ー!」と返事してきた。

俺とAは幼馴染だったから奴のことはよくわかっていたので、また変なことを考えてるんだなーと思っただけだった。
「遅くなんなよー」みたいなことを言って奴と別れた。

その晩に事件は起きた。

Aが深夜になっても帰宅しなかったんだ。交番の警官込みで皆んなで集まってAを探すということになったんだが、Aが金属バットで地面をら叩いていた話を俺がしたら、A親が顔面蒼白になって「たぶん寺にいる!」と言い出した。

皆んなで寺に行くと、寺にある例の小屋の扉が開いていた。
小屋に入ると部屋の中は破壊の嵐で、御本尊?だった石でできていた物体も粉々に砕かれてた。


続く