一つの見解に捉われると本質を見誤る怖れがありますのでもう一つ思った別の見方も書いてみます
どうも会社は霊道のような場所に建っていて以前より入れ替わり立ち代わり様々な霊が通り過ぎていった形跡がありますね
みさきさんやヨシノさんの証言、西田さんの言葉からそれが窺えます
ならば白ブラウスの女もカーディガンの女もその中の一人に過ぎないのかもしれない
ただ白ブラウスの女に接触されたことで主さんの霊的な体質がちょっと変わってしまった
その為次に来たカーディガンの女がはっきりと見えてしまった
そのせいで話しかけてしまい、カーディガンの女に主さんには自分が見えているということを認識させてしまった
よく言われるように霊同士は互いに見えてなかったり何だかんだで幽霊って凄く孤独だとか
そんな寂しい状態が続いていた最中に巡り合ったリアクション取ってくれたり美味しいもの用意してくれる相手ってどれだけありがたいことか
懐かれるのも当然で、カーディガンの女の主さんへの好意も最初からではなく状況の中で育まれていったのではないか…という可能性です