夢分析を精神医学と関連付ける考えはフロイト・ユングの流れを汲む古い学説だけど
最新の脳科学の研究では夢はレム睡眠固有の皮質活動により偶発的に起こるもので
その内容に心理的・生理的な意味は見出せないとする学説が主流になってたりするんだ
特にいわゆる継続夢と呼ばれる特異的な夢については
そのメカニズムがほとんど解明されてないのが現状だ

確かに継続夢を見る人の中には解離性障害などの精神疾患だったという事例もあるけど
その因果関係は不明だし全ての事例がそれに当てはまるというわけでもない
まあ一般的には夢の内容がどんなに奇異なものであってもそれは夢の中だけの話であって
社会生活に支障をきたしたりとか睡眠障害に陥ったりとかでもなければ
精神疾患と診断されることはないだろうね