新聞配達してた時のお話 其の弐

その1週間後くらいにお爺ちゃんは配達を辞めた、
20年近くやってたのに、いきなり飛んだ
理由を専業に聞いても「分からない」の一点張り、
配達やってる人なら分かるが、人の出入りが激しいので、
辞めたと聞いても驚くことはないと思うが、
俺はそのお爺ちゃんしか、話し相手が居ないので寂しがった
不審に思ったのは、そのお爺ちゃんの区域だけ何年経っても
誰も定着しなかったことだ、専業も配りたがらなくて理由も教えてくれない
確かに部数は結構多いが、俺の区域ほどじゃないし販売店から近い
臨配を雇ってたくらい(それも3か月とか)

とはいえ、自分の区域じゃないので、そのまま配達を続けてた、
何年かたって、自分も辞めるという時に古株の専業が教えてくれた
「あの〇〇あるだろ?あそこ配達すると何故か中々終わらないんだよ」と言ってきた
「ああ、〇〇さんも同じ事言ってましたよ?」と言うと、表情が変わり、
それ以上はこの事を教えてくれなかった、

そのお爺ちゃんが今どうしてるのか、全く分からず
専業とも疎遠になって情報交換はなくなりました。
よってオチ的なモノはなくてすいません、
どうしてこうなったか、分かる方や似たような体験をされた方は
出来ればご解説お願いいたします、ただの勘違いなら良いんだけど