ヘルニアのおっさんだけど暇なのでまた書いてく。

これは最初に入った会社の新人研修で京都市内の某レ○パレスに住んでた時の事。

その部屋は最初から変な雰囲気だったけど、いよいよ異変が起きたのは丁度6月の
蒸し暑い頃。暑がりだったからその日の夜もTシャツにパンツ一丁のだらしない
スタイルで寝てたんだけどその日は今でも覚えてるくらい変な夢を見た。

なぜか自分は崖を背にしてギリギリの所に突っ立っている。すると崖の下から
誰かの右手が伸びてきて背中を掴まれて落ちる夢だった。でも現実にベットからも
落ちた。人生の中でベットから落ちたのはこの時一回だけ。そして金曜で疲れもあり
尚且つフローリングの床がひんやりしてたからそのまま床で寝て朝を迎える。

朝起きて当然の様に着替える為にシャツを脱ぐと何かおかしい。どう見ても背中に
赤い何かが付いてる。裏返しで脱いだシャツを元に戻して見てみると血の様にも見える。
背中に怪我をしてるかと思って同じレ○パレス在住の同期の部屋にパンツ一丁で
乱入して背中を見てもらうも怪我は無い。そこで同期の一言

「なんかこの赤いの右手の親指と人差し指と中指で掴んだ様な感じだ。」

と言って、赤い部分に指を乗せるとあら不思議まるで血だらけの指で掴んだ様に見えた。
怖くてシャツは即捨てたけど凄く不気味な体験でした。その時からもう15年以上経つけど
ベットから落ちたのはその一度きり。

ベットから落ちた時に周りを見渡したら手の主に遭遇したかもしれないと思うと今でも怖い。