ハンムラビ法典の「目には目を、歯には歯を」は「やられたらやり返せ!」という勇ましい意味ではなく、
「やられたこと以上の復讐はダメよ」という、罰に制限を設定した人道的な法である。

「親切は人の為ならず」は「親切にしてばかりだと甘やかすことになって、かえってその人の為にならない」という意味ではなく、
「人に親切にしていたら巡り巡って自分に帰ってくるのでお得。だから(自分の為に)人には親切にしましょう」という打算的な意味である。