遥か昔、まだ在日とか韓国とかそーゆー事を知らないガキの頃の事

小学生だった当時、クラスメイトに怒るとすぐに人を「ペクチョン」呼ばわりするヤツがいた
まぁ意味は分からなかったが、たぶん豚とかバカとかいう悪口の類であろうことは分かったが
あまりにペクチョンペクチョンうるさいので、そのうちそいつのあだ名がペクチョンになった
「おーい、ペクチョン」
「うっせー!!お前がペクチョンだ!!」
はじめはこんな感じだったものの、いつの間にか
「おーい、ペク」
「なんだ?」
もうペクチョンの語源なんて忘れ「ペク」で互いに慣れた頃にその事件は起こった

日曜日にみんなで集まって遊ぶ約束をしていた時の事、集合場所と時間を伝えることになり俺はペクに電話を掛けた
親「はい、もしもし」
俺「もしもし、〇〇さんのお宅ですか」
親「はいそうですが」
俺「あ、〇〇と申しますが・・・」
(・・・ここで正直、普段からあだ名で呼びあっていたからペクの下の名前を完全にど忘れていた)
俺「ペクチョンいますか?」
親「何?」
俺「あ、あのペクチョン君です、すみません、ペクチョン君お願いします。」
親「あ、なんだと!!お前今ペクチョンって言ったのか?」
俺「あ、すみません、ちょっと名前とっさに出てこないんですけど、小学校のクラスメイトで・・・」
親「馬鹿野郎!今ペクチョンって言ったな!ペクチョンって呼んでるのか!〇×〇×・・・・!!」