安倍晋三首相、日中首脳会談の成果を強調

安倍晋三首相は10日午後、都内のホテルで開かれた中国の李克強首相の歓迎レセプションであいさつし、9日の日中首脳会談で
偶発的衝突を回避するための「海空連絡メカニズム」の始動に合意したことなどに触れ、「リーダー同士が互いに率直に会って話し合えば、大きな成果を上げることができる」と訴えた。
その上で首相は、締結から40周年を迎えた日中平和友好条約を「40年間にわたる日中関係の羅針盤」と表現し、「日中は今日、この日をもって協調の時代に入った」と述べた。
さらに「競争よりも協調のメリットの方がはるかに大きい。日中がその大局観を共有し、次なる40年を視野に、次の時代の青少年たちのために日中関係を新しい段階へと押し上げていく。そのことを改めてお約束する」と語った。

http://www.sankei.com/politics/news/180510/plt1805100032-n1.html