私が幼稚園ぐらいの時に住んでた一軒家は裏手が山でした。大きい山ではなく、山の中に公園があり子供がよく遊ぶ場所でした。
山には、無縁仏のお墓が並んでて僧侶?みたいな像がありました。
遊んだ時は花とか詰んでお墓においたり、お水いれたりとしてました。
何でしてたかはわかんないけど。
夜寝るときは父親と山に面した部屋で寝てました。
時間はわからないけど、
2、3日に1回は夜中に鈴の音?
シャリーンシャリンっていう音と
何人かが歩く音が、家と山の間の道を下から上に上がってくるように聞こえてきて 何だろうなぁっていつも思ってました。いつも目がさめる時はその音が後から聞こえてきてて、怖いとかはなくて、だれか歩いてんだなぁって思いなが音が聞こえなくなるまで起きてました。
ある時、いつも通り目が覚めて 音が聞こえてきました。その時はいつも起きない父親も起きました。
(ねぇねぇお父さん、鈴の音聞こえるね〜
夜中に何してんのかなぁ)
(何も聞こえんぞ、いいから早く寝ろ)
と言われて、え?聞こえない?なんで?と不思議に思いながらも怒られたくないのでその日は音が聞こえる内に寝ました。
それからは音が聞こえなくなって、それまでは山に入るのも怖くなかったのに急に嫌になって行かなくなりました。
あの音と足音?はなんだったのかなぁって、不思議で気になってます。