俺は人生で一度だけ幻聴?を聞いたことがある
17歳の時に肺の病気で一ヶ月近く入院したときのことだ
同じ病室の隣のおじいさんが夜な夜な死んでしまえと何度もお経のように唱えていた
昼間は優しそうなおじいさんだったから余計に怖くなって最初の夜は耳を塞ぎながら寝た
入院して最初に親に頼んだことはあの声を聞きたくないから自宅からイヤホンをもってきて貰うことだった
今となってはあれが幻聴だったのか幽霊の声だったのか本当におじいさんがぶつぶつ言ってたのかわからないがあの恐怖は今でも鮮明に覚えている