兵庫・黒田庄町 みんな平等 東野敏弘町長
http://www.jcp.or.jp/jititai/syucho/higasino/index_01.html

 東野町長は就任直後の一九九八年三月、「同和の垣根をなくす」という公約を守って、
「解同」(部落解放同盟)幹部や野党町議の妨害や抵抗に負けず、不公正な同和施策を基本的に撤廃しました。

 同和地区の住民だけを対象に実施されてきた町民税、固定資産税、国保税、保育料、町営住宅家賃などの減免措置を廃止し、
下水道宅内工事の一戸当たり三十万円助成、同和奨学金、「解同」への補助金なども廃止。
九九年には、「解同」の特異な理論にそった同和教育をおこなう「解放学級」も廃止しました。

 町民を同和学習と称して出席を強要していた「隣保懇」を廃止するなど自由にものが言える町へ転換しました。

 歴代町長のもとで三十数年間続いてきた不公正な同和行政に、初めて大胆にメスを入れたことに、広範な町民が拍手を送りました。

 「解同」の一員としてかつて熱心に活動していた飛田実さん(79)は、
「私は、同和施策はもう必要ないと思っていました。いつまでも部落が固定化されるし、子どもたちにまで『同和』を背負わせたくない。
だから東野町長に共鳴しました。同和施策をやめたのは画期的なこと。勇気のある方です」と語ります。

東野町政に幅広い支持 反共デマに「町長は町民が選ぶ」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-02-19/DB_0302.html

 東野町政は、歴代町政で初めて不公正な同和行政にメスを入れ、
下水道宅内工事の三十万円助成など同和特別施策を廃止し、「解同」への補助金や「解放学級」なども廃止。
その結果生み出された一億三千万円の財源で、大学生向けの「ふるさと奨学金」創設や、
高齢者や障害者向けの「福祉送迎車」の運行、学童保育実施など町民全体の福祉・教育を充実させてきました。

 前回は前町長を応援した森口嘉克さん(64)は、
「東野町長は、同和の垣根を取り除いて真の部落解放にふみだしました。私も同和地区の出身ですが、今回東野さんを支持しました。
得票が伸びたのは、町長が町民党を貫いてきたことを、町民がよく見ていたからだと思います」と語ります。