第1章
小学校の女性教師が謎の死を遂げた
小学生の主人公Aとそのクラスメイトたちが子供なりに独自に事件を推理して、ある男性教師Bを犯人だと推理する
第2章
視点がAたちから男性教師Bへと移り変わり、一転してBが主役となる
Bの独白によるとBは犯人ではないらしく、彼もまた独自に事件を捜査し、人物Cを犯人だと推理した
第3章
今度はCが主役となり、事件を捜査し、Aの父Dを犯人だと推理する
第4章
しかし第4章で主役となるDの独白によると、彼もまた犯人ではないらしい
Dもこれまでの話と同様に事件を捜査し、なんと自分の息子であるDを犯人だと推理した
ラストシーンでDはAの背に「本当にお前が犯人なのか?」と心の中で問い掛けて終わる
何とも言えない読後感の作品だった