この間やっていた海外ドラマのコールドケース。このドラマ度々後味悪い話があって、今回やってたのもありきたりだけど後味悪かった。

知的障害のある少年コリーが、列車事故で亡くなった。当時は事故として処理されたけど、数年前から彼の命日になると事故が起こった瞬間のような絵が彼の墓前に供えられるようになった。
それを怪しんだ捜査陣が命日に墓地で待ち伏せしていると、一人の男があらわれる。
話を聞いたら、絵の作者ではないけど少年の世話をしていたボランティアの人だった。
コリーは母子家庭で、男は母親のサポートをしていた。
絵について訪ねると、絵を描いたのはコリーの唯一の友人だった。その友人も軽い知的障害があって、そのために気があったようだった。 
そして事故当時のことを捜査していくと、事故の直前にいじめっ子に線路に呼び出されてボコボコにされていた。
そのいじめっ子を疑い、
彼の元に行くとボコボコにした理由はいじめっ子の彼女にコリーが強姦未遂をしたためだった。
母親はコリーのために女の子の両親に謝罪したりできることをしようとするけど、自身ががんにおかされていたためにある日倒れてしまう。
なんとか命は助かったものの余命いくばくもなく、ホスピスに行くことになった。しかしそうなるとコリーをどうしたらいいかわからない。
施設にやろうにもお金はないし、施設は地獄のような環境。他に引き取り手もない。ボランティアの青年が引き取れるように尽力したけど、まだ若いということとコリーが強姦未遂をしたことがあったために引き取る許可がおりなかった。
このままではコリーに行き場もない…
そこでボランティアの青年が母親の意思を汲み取り、加えてコリーの未来を考えた末、線路に連れだして「線路で願い事をすれば、お母さんが電車みたいに強くなれるよ。」とそそのかして事故を起こさせたことがわかった。

ボランティアの男性も当時未成年で、だけど必死に彼なりにコリーとコリーの母親の世話をしていた。
母親が亡くなった場合、コリーの世話をするのはボランティアの青年だけ…
このままだと青年の未来もだいなし… 色々八方ふさがりで息苦しくなるような話だった。
コリーが純粋なだけに。