実話
高校生の時友達の家に遊びに行った。
友達にちょっと用事が出来たので、仕方ないから自分一人その友達の部屋に残って時間つぶしに寝転んだりして友達の帰りを待っていたんだけど、急に携帯が鳴った。
知らない電話番号からの着信だったから最初は無視してたんだけど、もしかしてその友達が家族の携帯とかで自分に掛けてきたのかなと思って2回目の着信で電話にでた。
以下その時の内容

相手「もしもし?お前今どこ?」
俺「家だけど?」
相手「は?約束6時だろ?」

もうこの時には友達の声とも違うしただの間違い電話だなって気づいてたけど、友達の家+暇だったから相手の話に乗っかって

俺「いや、7時だよw 間違えてんのお前じゃね?ww」
相手「いやいや……。あれ? お前田中(仮名)だよな?」
俺「違うよww」
相手「すいません間違えました」
というイタズラをしてしまった。

次の日に俺の携帯にその間違い電話をしてきた相手の親族から(なんの事故かは言えないが)その電話の主が亡くなったという連絡がきた。俺の番号が間違ったまま登録されっぱなしだったので、相手の両親も俺を知人と勘違いして連絡してきた。

それだけで申し訳ない変な気持ちの嫌な話なんだけど、一番後味が悪いのは、もし俺の冗談を真に受けて相手が出発を遅らせてたら助かってたのかもしれないと思うと、今でもやりきれない。