>>617
これは難しいな。
結論だけ書くとするなら、YESでありNOであると言える。
それは今であり、過去であり、未来である。
曖昧にして誤魔化すつもりはないけど、真摯に答えるならこういう答えになる。

その上で説明をすると、見ている夢はすべてそのとき実際に起きていることであると言える。
これは夢に限らず、イメージでも、想像でも、妄想でも、夢ほどリッチでなくても同じことだ。
よくスピリチュアルでは、時間というものは存在せず、過去も未来もなく、今しかないと言うだろ。
それはこのことを言っているんだけど、これはまったくもって正しくて、同時に完璧に正しいわけでもない。
過去も未来も存在はしないけど、見方によっては過去も未来もたしかに存在している。
だから予知夢などというものはありえないし、同時に結果的にそれが予知夢となることは十分にある。

始まりはあるし、終わりもあるが、始まりはないし、終わりはない。
未来はあるし、未来はないが、未来は分かるし、未来は分からない。

とてつもなく矛盾しているように感じるだろ。
でもこれを解決する方法が一つだけあって、それはいわゆる私たちが時間と呼んでいる概念が複数あるという認識だ。
それ故に視点によって答えは変わるんだけど、今この時期に重要なのは、やはり未来も過去もなく、今しかない、ということだね。
まずはこれを理解した上で、過去も未来もあるし、終わりは分かっているけど、本当の終わりは分からない、という認識へと徐々に変わっていくんだ。